春の季節になると、ドラッグストアやスーパーのコスメコーナーを眺めるのが楽しくなります。新商品が並んでいるのを見かけると、つい手に取ってしまうのは私だけでしょうか。特に最近感じるのは、プライベートブランドのスキンケア商品がどんどん高機能化していることです。
イオンから発売された「グラマティカル 薬用クレンジングバーム 炭」も、そんな進化を感じさせる商品の一つです。1,800円という価格帯でありながら、配合されている成分を見ると驚くほど充実しています。薬用炭や粘土成分による毛穴ケア効果に加えて、21種類もの美容成分が配合されているなんて、数年前のプチプラコスメでは考えられませんでした。
炭を使ったスキンケアの魅力とは
炭を使った美容法は、実は古くから存在していました。日本でも昔から炭の吸着力に注目して、さまざまな用途で活用されてきた歴史があります。それがここ数年で再び注目を集めているのは、科学的な裏付けとともに製品化技術が向上してきたからでしょう。
このクレンジングバームで使われている薬用炭は、毛穴の汚れや余分な皮脂を吸着する働きがあります。さらにカオリンやベントナイトといった粘土成分も配合されているので、より効果的な毛穴ケアが期待できそうです。バーム状のテクスチャーが肌の上でとろけてオイル状に変わるという特徴も、使い心地の良さを想像させます。
季節の変わり目に嬉しい処方設計
春は肌にとって試練の季節です。寒暖の差が激しく、花粉や紫外線の影響も気になり始めます。そんな時期だからこそ、このクレンジングバームのような多機能な商品が重宝するのではないでしょうか。
抗炎症有効成分のグリチルレチン酸ステアリルが配合されているのも注目ポイントです。これにより、クレンジングをしながらニキビや肌荒れの予防もできるという一石二鳥の効果が期待できます。春先の不安定な肌状態をサポートしてくれそうな処方だと感じます。
プチプラコスメの成分表示が教えてくれること
最近のプチプラコスメを見ていて感心するのは、成分表示の充実ぶりです。この商品でも、3種のヒアルロン酸、3種のコラーゲン、3種のセラミド、11種のアミノ酸、そしてリピジュアまで配合されています。数年前なら、これだけの美容成分が入った商品はもっと高価格帯でないと手に入らなかったはずです。
また、無香料・無着色・無鉱物油・パラベンフリー・アルコールフリーという「5つのフリー」を実現していることも見逃せません。敏感肌の方にとっては、こうした配慮は非常にありがたいものです。
使い方の工夫で効果アップ
付属のスパチュラで適量を取って使うという使用方法も、衛生面での配慮が感じられます。ジャータイプの化粧品は便利ですが、直接手で触ることで雑菌が入りやすいという欠点もありました。スパチュラがあることで、最後まで清潔に使い切れそうです。
マッサージをしながらメイクとなじませるという使い方も、リラックス効果が期待できます。一日の終わりのスキンケアタイムを、少しでも贅沢な時間にしてくれるような工夫だと思います。
プライベートブランドコスメの可能性
イオンのようなプライベートブランドが、ここまで本格的なスキンケア商品を展開していることには時代の変化を感じます。大手化粧品メーカーの技術と競合しながらも、より手頃な価格で提供できるのは、消費者にとって大きなメリットです。
グラマティカルシリーズの今後の展開も気になるところです。クレンジングバームに加えて、洗顔料もラインナップされているようですし、基礎化粧品全般でシリーズ展開していく可能性もありそうです。
プチプラコスメの進化により、美容への取り組みがより身近になったことは素直に嬉しく思います。高価な商品でなくても、しっかりとしたスキンケアができる選択肢が増えているのは、多くの人にとって朗報ではないでしょうか。